なむらの育児日記

うつ~産後うつ、そしてうつへ

ミチが7歳になったよ

こんにちは、なむら(@michipokomichi)です。

 

ミチが7歳になりました。

誕生日当日は平日だったので、直前の日曜にお祝いをしました。インスタやTwitterでよく見る飾り付けはできないのでしてませんが、おやつにケーキを食べ、夕飯は手巻き寿司にしました。プレゼントは自転車の予定だったのですが、あいにくの雨で買いに行くのは延期しました。(買ってすぐ乗れないのはかわいそう、という諭吉の意見)

あんまり誕生日パーティーという雰囲気はありませんでしたが、ミチは楽しんでくれたかなと思いました。 「ママからのプレゼントはないの?」と聞かれて、「えっ?」となりました。「自転車がプレゼントだよ」と説明しましたが、「ママからのプレゼントがほしい」と言われてしまいました。もしかしたらクリスマスにカードを渡したので、そういうものが欲しかったのかもしれません。うーん、難しいですね。

 

4時間ほど一緒に過ごしました。「今日は久しぶりにママと寝たいな〜」と言われてしまいましたが、「ママは向こうに戻るよ」と言うと「そっかあ」とYouTubeを見始めました。(私は病気の治療をしているという設定なので、『帰る』などの表現は使わないようにしています)そっとミチの後ろに座ったら、ゴロンと胸の中に入ってきて、私のトレーナーを掴んで、指をしゃぶり始めました。

寂しい思いをさせている。

その事実に胸がえぐられます。

申し訳ないです。

苦しい気持ちで自宅を離れました。

 

誕生日当日の朝、その時間が来たら「誕生日おめでとう」と、ポツリとつぶやきました。そして、強烈な罪悪感に襲われました。あぁ、なんてことでしょう。一緒にいられないから別居したのに、今度は一緒にいないことに罪悪感です。自分でも馬鹿らしいと思います。気がつくと涙が溢れていました。

部屋の中にいるとよくないことばかり考えそうだったので、着替えて今週中に片付けようと思っていた用事を済ませました。市役所の用事だったので、自分の状況を改めて自覚して、胸に刻みました。

 

当日は諭吉が有休を取っていて、学童には行かず、雨で延期になった自転車を買いに行くことになってました。私は同行しない予定でしたが、いてもたってもいられなくて、自宅へ行きました。ミチが帰って来るのを待ちました。私が出迎えると、「わぁ、ママなんでいるの〜?」と驚かれました。そして、「なんで朝に産んだの?」と聞かれました。諭吉が話したのでしょう。夜に破水したから病院に行って、それから産んだから朝になったんだよと説明しました。「なるほど〜!」と言っていましたが、理解したかは不明です。

すぐYouTubeを見始めるミチを呼んで、抱きしめました。目を見て「お誕生日おめでとう」と言えました。直接言えました。テレビ電話の予定だったので、直接言えて良かったです。

 

7歳になったんですねぇ…。もうすっかり男の子の姿です。出産は私の人生を変えた出来事でした。この7年、色んなことがありました。 妊娠を諦めなくて良かった。この子を産んで良かった。その気持ちは本物ですが、同時に産んだからこそのこの7年であったとも思います。

あと数年したら、この家族の形が一般的ではないとミチも知るでしょう。それでも、私たち家族は、家族でいるためにこの選択をしました。お互いが生きるためにこの選択をしました。

一般的ではないかもしれないけど、それでも私たちは家族です。

私はミチの母親だし、ミチも私の子どもです。それは変わりません。

 

いつか、また一緒に暮らせる日が来るのか分かりませんが、いつかまた、その日が来るといいなと願っています。

 

 


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