なむらの育児日記

うつ~産後うつ、そしてうつへ

お金がない

こんにちは、なむらです。

前回のブログでは長くなったのでカットした『息子を施設に預けようと思った理由』についてお話していきます。

 

まぁ、単刀直入に言ってお金がないわけです。

私が退院してからは夫は時短勤務をすることになりました。時短勤務になると当然収入が減ります。ボーナスも減ります。家と車のローンを払うので精一杯です。で、どうなるかと言えば私の貯金を使って生活していました。でもそれにも限界は来ます。このままじゃやばいな・・・と思ったころと、私の体調が少し良くなって自宅療養していることに罪悪感を感じ始めたころが重なりました。

「そうだ、とりあえずパートしよう」

夫に相談もせず、一人勝手に焦ってパート探しを始めます。前職と同業種の仕事なら負ける気はしない(業界10年目)私は年末に思い切って履歴書を送るのでした。そしてそれは命中し、翌日には電話が来てその日のうちに面接→採用と言うものすごいスピードで決まりました。

 

でもやっぱりパートなんですよ。たかがしれてますよ。

たとえフルタイムで正社員をしたとしても新入社員の私と、勤続20年の夫じゃ収入の差は歴然です。(結局はお金が無くなるという・・・。そこに意味はあったのか・・・。いや、いい経験は出来た。無駄ではなかったと思い込んでいます。悪あがきはした。)

 

義実家は頼れない、実家とも折り合いが悪くて頼れない頼りたくない。

となるとどうするか、お世話になっている子ども家庭支援センターの担当さんに相談することにしました。ショートステイ(宿泊型一時保育)、トワイライトステイ(夜間一時保育)、ファミサポをフル活用すれば何とかなるかもしれないということは判明しました。実際、ショートステイを使ってみたりはしました。

ただこれって、息子が健康な場合なんですよね。熱出したりしたら使えないんです。その時は病児保育使う?っていう案も出ましたが、もうなんかこの辺から私の中で「もうやだ」ってなっちゃったんです。こんなあっちこっち息子を色んな所に預けるくらいなら、ちゃんとした施設で預かってほしい、そう思いました。夫だってそんなに頑丈じゃないです。夫に何かあった時どうするのか問題もあります。

衣・食・住、ちゃんと安全に、安心して預かってくれるところにお願いしたい。そういう気持ちになりました。

そこでそうだ、乳児院があるじゃないかって思いついたんですよね。

 

かかりつけの小児科では訪問看護をしていて、初めての育児で心配・不安がある人は2回まで無料でこの訪問看護が利用できました。私は小児科に行くたび診察で号泣していたので、院長先生から訪問看護の利用をすすめられて、利用していたのです。その時の看護師さんに聞いたことを思い出したんです。

「どうしても苦しくなっちゃったときはね、子どもを乳児院に預けちゃえばいいのよ」

言われた当時はいやそんな乳児院なんて・・・って思いました。でもギリギリになった時、1つの大きな希望として現れてくれました。乳児院ならいつも同じ先生だろうし、安全で、安心だ!

しかし、夫という大きな壁が待ち構えてましたけどね・・・。これはもう何回も何時間も夫婦会議をしました。最終的には泣き落としに近かったですけれど、無事落とすことに成功しました。結果がすべて、落とせればよし。あとは夫の気が変わる前に子ども家庭支援センターと、児童相談所と面談して決定となりました。

子ども家庭支援センターの方には本当にお世話になりました。担当の方がいなければ我が家は近い将来崩壊してました。

 

理想を言えばきりがないです。そこからどうやって現実的に可能かどうかの問題になります。第3者を交えて冷静に話し合いが出来たことは良かったと思っています。

結果、私の調子は右肩上がりですし、息子に対しての感情も変わりました。可愛いとは思えなかった、自分の子どもと思えなかった頃が嘘のようです。

夫婦で意見が割れたときは第3者を入れて、客観的に話し合い、判断することが必要だなと深く思いました。

 

以上、お金がない話でした。今もお金はありません。でも贅沢しなければ生活できるレベルまで持ってこれてるかな・・・うーん、どうだろうって感じです^^;




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