なむらの育児日記

うつ~産後うつ、そしてうつへ

息子の気持ち

こんにちは、なむらです。

 

2泊3日の外泊が終わりました。

初回の前回よりは、余裕があります。慣れたってことでしょうか。

それよりも次にある息子と二人でランチのことで頭がいっぱいだからでしょうか。笑

 

いつも施設に帰る時になると「かえりたくない・・・」という息子。

この反応は愛着形成が出来ていてとてもいいことだそうで、それを聞いてからは安心してます。まぁ、そうですよね。そんな時は息子を抱きしめて「そうだね、ママも寂しいよ」と言うことにしています。

毎回何とか言いくるめて施設に帰ります。迎えに行くときは毎回車です。帰り方は車か、電車+徒歩です。電車だとちょっと辛いです。我が家から最寄り駅まで息子と歩くと15~20分。施設の最寄りからも15分ほど。車のほうが助かりますが、息子は電車にも乗りたがりますし、その時の様子で決めています。

今回は雪予報で長靴や傘など荷物が多かったので、「車の中でリンゴジュース飲もう!」作戦にしました。車で帰るときは大体途中で寝てしまいます。今回も寝てしまいました。施設に到着して、息子を起こします。眠いからぐずぐずです。そりゃそうだ。

息子のいる施設は『未就学児寮』『小学生以上の男女寮』の3つの寮があります。ちょうど未就学児の寮の子たちがお出掛けしていたので、事務の先生に近況報告してバイバイするところでした。そこにお出掛けしていた寮の子たちが帰宅。「ぴっぴだー」「おかえりー」と歓迎ムード。息子だけぐずぐずでちょっと雲行きが怪しくなってきました。抱っこをせがんで降りようとしません。仕方ないので玄関の面会ホールから寮の入り口まで皆で行くことに。

 

寮の入り口についても息子はなかなか離れません。

「また会いに来るからね」

そう声をかけることしかできません。寮の先生が「ぴっぴくん、おいで」と呼ぶと泣きながら「さびしい~」と寮の先生に抱きつきます。この瞬間、胸がきゅうっとします。すごく辛いです。あとは先生に任せるしかありません。私と、夫と、別れの言葉を交わしてその場を立ち去ります。何回経験してもこの瞬間は慣れません。

 

帰りの車の中で夫が、ぽつりといいました。

「寮の子たちなんですぐ中に入ってくれなかったのかな。ぴっぴのああいうとこと見せたくないんだけど。」

「なんで?」

「恥ずかしいでしょ」

 

・・・・・・・・?

なにが恥ずかしいのか?

私には分かりませんでした。

そんな私に夫は続けます。

 

「親と離れるのが寂しくて泣いちゃうなんてさぁ・・・」

 

・・・・・・・・?

ますます分かりません。親と離れるのが寂しいなんて3歳児からしたら当然の感情だと思うし、それを他の子たちがなにか思うとか考えもしませんでした。

なによりも『どんなこと』が『恥ずかしい』と思うのか、それは息子自身が決めることです。私はしばらく黙った後言いました。

 

「なにを恥ずかしいかと思うのはぴっぴ自身であって、あなたが決めることじゃないよ」

 

夫は黙りました。いつもそうです。都合の悪いときはだんまり。

 

これから先、色んなことがあるだろう。

でも息子の身に何か起きても、どう感じるかは息子次第。それを私は尊重してあげたいと思っています。今は親の勝手でこういう状況だけれど、彼の気持ちを尊重したい。そんな風に接していきたいです。

 

 

夫を信頼できない理由はツイッターにもだしましたがこちら↓

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