なむらの育児日記

うつ~産後うつ、そしてうつへ

あなたがわたしにくれたもの

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こんにちは、なむら(@michipokomichi)です。

ミチはよくお話をします。幼児あるあるかと思いますが同じ話を何回もしてきます。そのたび「そうなんだ」と返事をしてあげているけれど、だんだんしつこくなってくるのでしんどいです。保育園の先生に相談したら、どうやら保育園でも同じらしいです。そういう時は「さっきもお話ししてくれたよね。そうなんだね。」と先生は言ってくれるそう。そうするとミチは「そっか!」とさっき話したことを思い出して納得するそうです。あぁ、そう言えば良かったんだ。簡単なことに気がつきます。

 

育児中はどうも視界が狭くなるような気がします。なぜでしょう、家庭という小さな社会に閉じ込められているからでしょうか。外の社会に出たいけれど、まだ医者からも夫からも児童相談所からも止められているのでしばらくは無理です。いつかまた働きたいですね。

 

ある日、ほんとによくしゃべるなぁと思った日がありました。言葉の遅れを心配していた2歳の頃が懐かしいくらいに。赤ちゃん時代から喃語は多かったけれど、ミチは言葉を発するのは遅かったのです。「あー」とか「うー」とか言う赤ちゃんのミチに私は適当に返事をしていました。「へーそうなんだ」「知らなかった」「すごいね!」と合コンのように返事をしていました。しかし外に出るとミチは静かでした。抱っこ紐の中で静かに、なにかを探すようにキョロキョロとしていました。そのミチを見ながら、私は「あーあれは〇〇だね」とか「いいお天気だねぇ」とか話していました。ミチからしてみれば、うるさい奴だなぁと思われていたかもしれないですね。それが今になって返ってきているのかなと思いました。そう思ったら、私がしてきたことは間違ってなかったのかなと思えました。

 

ミチはヒーローものの影響で、かっこいい言葉を使うようになりました。乱暴な話し方もするようになりました。まぁいいかとそのままにしています。あまりにも乱暴すぎる時は「そんなふうに言われたら悲しいよ」と言うようにしています。そんな時、ミチはそっぽを向いて「はい」とだけ言う。それがすごく面白いです。どうして自分が怒られているかは分かっているんですよね。それでも「かっこいい言葉」は魅力的なんでしょう。私も思春期の頃は恥ずかしいことを言っていたように思います。

 

ミチが赤ちゃんの頃、右往左往しながら育児をしてきたこと、無駄じゃなかったんだなと思うと安心します。あの頃は、こんな風に返ってくるとは思いませんでした。これからも、毎日毎日その日のことで精一杯ですが、一生懸命育児をしていきたいと思います。

 


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