こんにちは、なむら(@michipokomichi)です。
ミチが我が家に帰ってきて1年になりました。この1年はとても凝縮された1年でした。私は体調が良くなったり悪くなったり繰り返して、半年ごろはまた入院するんじゃないかというところにきましたが、ショートステイを使ったりしてなんとかやってきました。 やっぱりショートステイすごい。このサービスが、もっと広がればいいのになと思います。
最近の私は安定していて、寝る前の薬が少し、減りました。2年かけて安定した薬がここで減ったのだから…次に減るのはいつなんだろうなと思っています。
ミチは1年でとても成長しました。ありがたいことに発熱で休むこともなく毎日保育園に行っています。アトピーで塗り薬をお風呂あがりに塗ったり、かゆみ止めを飲んでもらったりしてますが、それ以外は健康。彼の健康にはとても助かっています。
ミチが帰ってきてばかりの頃、保育園にお迎えに行くと「電車が見たい」と言って線路までよく行ったのを思い出します。特急が来るまで見て、「そろそろ帰ろう」と言っても動かなかったミチ。今はもう「電車が見たい」とは言わなくなりました。プラレールで遊ぶことも少なくなりました。（おもちゃ箱2つ分買ったのに…）
YouTubeも電車ばかり見ていたのに、今じゃウルトラマンや戦隊ものばかり見ています。そして前は広告スキップ出来なかったのに、今はマウスを上手に使って自分でスキップ出来る様になりました。広告が出てきたら「これとばしてー」と言っていたのに自分で出来るようになっちゃいました。なんならパソコンを起動してYouTubeを1人で見れるようになりました。4歳って凄いですね。
相変わらず食べムラがあるのでそれは毎日イライラします。食べる時は食べるのに食べない時は食べない。理由があるなら知りたいものです。夫は4歳になにを期待してるのか「自分で食べなさい」と言います。そんなこと待ってたら私の精神が崩壊してしまうので食べさせます。そして夫はまた「甘やかして〜」と言うのです。甘やかしてなにが悪いのか？1年間空白の時間があるのだからこれくらいいいじゃないかと思ってます。毎日保育園に行っているのです。家にいるときくらい甘えてもらいたいです。37歳の私だって甘えたいんだから、4歳だって甘えたいはずです。まぁでも限界がきたら怒ります。それはそれ、これはこれ。
お風呂には相変わらず入りたがらないので困っています。肌が痒くなるからお風呂で綺麗にして薬を塗らなければならない、その事実は理解しているようです。時計を見て「長い針が6になったらお風呂だよ」と言ったりしますが時間になると「やっぱり7までにしてー」と言ってきます。毎日。入らないで済むなら私だって入れたくはないんですけどね…。施設からお迎えした当初はあの手この手で、入浴剤を買ってきたりおもちゃを買ってきたり色々しましたが、今のところ結局は「もういい！！知らない！！」と怒るのが1番有効です。決まって洗面所で服を脱いでる時に「ママごめんね？」とミチは言うのでした。もうなんかいもきいたわそのせりふ…。
寝かしつけに関しては、いつも寝る前に戦いごっこをやるのでしんどいです。最近は壁と戦ってもらっています。全力でぶつかっているのをみると、体力が余ってるなぁと思います。日曜日の保育園に行ってない日はお昼寝しないので、通常保育園に行ってる時もお昼寝をやめてもらったほうがいいのかなと検討中です。寝る前の1分前まで喋ってます。うるさい。
ミチは泣かない子です。転んでも、積み木が崩れても、大好きなイチゴが食べれなくても、泣きません。1番泣くのは悔しい時。何かをやりたかったけど自分ではできなかった時。静かに泣きます。そんなミチを見ていると、もっと泣いても良いのに…と思います。なにかを我慢させてないだろうか、それがいつも心配です。
そしてミチは優しい子です。自分が面白いと思ったことを「ママもやってごらん？」と楽しいことを共有しようとします。自分が美味しいと思ったものを「ママもたべたほうがいいよ」と分けてくれます。私が生理で苦しんでる時も「ママせいりなの？だいじょうぶ？」と心配してくれます。優しい子に育ったなぁと思います。時々、優しさを押し売りしてきますが。
1年はあっという間でした。長かったような、短かったような、不思議な時間です。でも年少さんだったミチは、年中さんになったのです。その事実は受け止めたいです。 児童相談所の介入も解除されました。自信を持って良いと言われました。まだ自信はありません。私は成長を感じないけれど、ミチは成長しました。それは実感しています。
ミチが自分で出来ることが増えたおかげで助かっています。彼はきっと「手のかからない子」なんだろうと思います。私のところに生まれて来たのが不思議なくらい、いい子です。ミチだったのは運命だったのだろうかと、信じていないものも信じてしまいそうです。
これからも、毎日、一緒にいる時間を大切にしていきたいと思います。（でもお迎えには行きたくない）
